2006年10月17日
2006年09月11日
2006年09月10日
2006年09月08日
2006年05月27日
山下 清 展
似合わないのだが自分は絵画を鑑賞することが好きだ。
これまた似合わないのだが、小学校の頃は絵画塾に通い賞を貰うことも
時々あったくらい画を描くことも彫刻をすることも好きだった。
この春、大丸札幌店にあの「裸の大将」で有名な山下清氏の絵画展が
やってきた。これを黙っているはずがない。今日行ってきたのだ。
正直言葉が出なかった…。
凄く繊細で、凄く大胆でもあり、凄くリアリティなものもある。とにかく多彩な才能の持ち主なのだ。
貼り絵に関しては半紙で紙縒を作って着色し、葉の葉脈を表現していたり、
消印の部分を見て判った古切手を使っての貼り絵…、と表現力の凄さを
見せつけられた。
画が並ぶ途中に氏のコメントが書かれているプレートが人々を引きつける。
自分はその中でも『この世に爆弾ではなくて、綺麗な花火ばかりだったら
戦争がおこらないだろうに…』の様なコメントがあった。
久々に胸の奥に“ドスーン”と響いた。
暫く頭の中にしまい忘れていた言葉を思い出した。
最後に皆さんに旧社会党元委員長だった故鈴木茂三郎氏の言葉を贈る。
【青年よ銃をとるな】