旧masayanのWhat a Wonderful Hokkaido!! ver.2

今週各局のニュースで頻繁に取り上げていたアメリカの中間選挙、やっと最終結果が出され海の向こうでは【ドタバタ】しているようです。

結果としては民主党が過半数を得て共和党が敗北した形となってはいますが、これだけで判断しても良いのかな？と思ってしまうのです。
国防長官を更迭したくらいで国民の支持を回復できると大統領さんも思ってないでしょうが、きっと今頃はカメラ・記者の影で躍起になっているはずです。
今回の中間選挙、アメリカ国民は「今回の【イラク戦争】は間違っていた」と判断したとも取れる投票結果だった訳で、そこでチョット自分の考えを書いてみようかな…と。

今年になってから２本の映画が封切りされ国内で話題を振りまきました。
【ユナイテッド９３】・【ワールドトレードセンター】、どちらも同時多発テロ９・１１の記憶を記録として残したものです。自分は２本とも観に行きました
感想を正直に述べると、全ての事柄を美化して「アメリカに都合の良いような作品」にしてしまったと言う表現になってしまいます。当然のことながら映画は収益を上げなければならない物、観客動員しやすくするためには誇張した表現が一部あっても仕方がないことだと思います。
ただ、「じゃ～、イラク側の思いや考えはどうなんだろう？」となる訳です。

この同時多発テロ事件で３，０００人を超える民間人犠牲者が出たと言われています。
このことで【イラク戦争】は開戦したのです。

次に受け身となったイラク側はどうなのでしょうか？
報復攻撃を受けたイラク国内では民間人犠牲者が４０，０００人に達したとも言われています。
アメリカの１０倍に達する犠牲者数が出たことをアメリカ国民はどう感じているのでしょうか？これでも「我らは正義だ！」などと言っているのでしょうか？
これに加えて米兵戦死者が３，０００人を超えたという報道もあります。
アメリカは一体どれだけの人々を悲しみの中に陥れれば気が済むのでしょうか？
“目には目を…”をでは済まされないことだと感じます。

このところアメリカ軍力の目は北朝鮮へ向けられています。
“何か”が起きた時、その時日本は“アメリカの出張所”として国土全部が危険にさらされるのです。
このことを“対岸の火事”で呑気に構えている事だけはしたくないと考えます。
確かに北朝鮮の核は脅威な事です。だからこそ武力的な行動は絶対避けて貰いたいし、幾度も話し合いの場を設定して貰いたいと考えます。
武力ほど愚かな行動はないと思うのです。

あなたにおススメの記事